大震災、コロナ禍、ウクライナ戦争、トルコ・シリア大地震などの危機が、国内でも海外でも相次いでいます。医療・防災など、人々の安全・安心な生活を支える国土形成・社会構築の重要性が、これまで以上に高まっています。
日本経済に視線を投げかけると、長い間牽引してきた基幹産業のメルトダウン(競争力低下)が生じています。国土のレジリエンス(回復力)強化と次世代産業の創生のため、「医療・防災産業」を日本の基幹産業へ急いでのし上げていくべきと、私は考えています。
“知の巨人”と言われる寺島実郎先生の構想を受けて、超党派「医療・防災産業創生推進議員連盟」を設立しています。会長は齋藤健衆議院議員(現法務大臣)、私は会長代行です。埼玉県での知事、副知事コンビが一緒になって進めています。
今回は、道の駅に、命を守る高機能な「可動式コンテナ」を設置し、災害時に活躍させる道筋が進められています。
今日は、20ftサイズのコンテナへ太陽光発電システムを実装し、4mwh/年を創エネする事例紹介がありました。また、被災地の方々から出た「落ち着いてベッドで寝たい。」との多くの声を受け、「簡易ベッド」の組立デモンストレーションもありました。
700kgfの耐圧強度で柔らかい寝心地を実現させたもので、参加者の興味を引いていました。