去る9月8日(火曜日)、埼玉県交通安全母の会連合会の小林那智子(こばやし なちこ)会長をはじめ、副会長の田村寿子(たむら ひさこ)さん、小澤惠美子(おざわ えみこ)さん、田口夏子(たぐち なつこ)さんが県庁にお越しになり、私から交通安全啓発のメッセージを伝達させていただきました。

 これは、連合会の役員の皆さんが県内の各市町村長さんたちを直接訪問し、交通安全対策をより一層強化していただきたいという私のメッセージを伝えるもので、毎年実施させていただいているものです。

 平成26年の本県の交通事故死者数は昭和31年以降最少の173人でした。県内でほとんど車が走っていないような頃と同じくらいの死者数にまで減ったわけですから、関係者や県警の皆さんの大変な努力の成果だと思います。ただ、今年は全国的に厳しい状況です。本県も例外ではありません。交通事故死者数を毎年減らしてきたところですが、今の時点で、昨年よりも若干死者数が多い状況です。これからは秋の行楽シーズンや年末の多忙な時期を迎えるため、残念ながら毎年交通事故による死者数が増える傾向にあります。県・市町村・地域住民の皆さんで力を合わせて、毎年減らし続けてきたこの成果を何とか継続していきたいと思っています。

 交通安全母の会の皆さんには心から感謝を申し上げます。また、交通安全協会をはじめ、交通安全に御協力をいただいている多くの関係者の皆様にも重ねて感謝をするところです。