明治37年(1904年)に岡山市でスタートした「木下大サーカス」は、日本を代表するサーカス興行です。これまで、全都道府県はもとより、海外でも公演が行われています。その観客動員数は年間で約120万人に上るとのことです。
この世界的にも有名な木下大サーカスが3か月近くも埼玉県で公演されます。6月29日(土曜日)から9月23日(月曜日・祝日)まで、さいたまスタジアム2○○2や浦和美園駅に近い、順天堂大学病院整備予定地の中に特設会場をつくり公演が行われることが決まりました。

公演に先立ち、4月25日(木曜日)、木下サーカス株式会社の木下 唯志(きのした ただし)代表取締役社長と主催する読売新聞社の福元 竜哉(ふくもと たつや)さいたま支局長が県庁にお越しになりました。その場で、木下社長から1万枚の公演チケットを埼玉県に寄贈されました。県内の社会福祉施設などの利用者へのプレゼントとのことでしたので、障害児施設に200枚、高齢者施設に3,850枚、児童福祉施設に3,550枚、子ども食堂等に750枚、学習支援教室に1,650枚をそれぞれ配布することにしています。誠に有り難い話です。

県内ではこれまでも平成14年、平成19年、平成24年にも公演が行われており、同じようにたくさんのチケットをいただいております。
多くの福祉施設などの利用者の方々がこの木下大サーカスを見て喜んでいる姿が目に浮かびます。木下大サーカスの皆様に心から感謝を申し上げます。