9月30日(土曜日)に第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」の総合開会式に行き、選手の皆さんとともに入場行進をしてきました。

埼玉県は、これまでの国民体育大会(国体)の平均順位が3.9位であり、これは東京都に次いで第2位の成績となります。
これまでの平均順位が3.9位なのになぜ第2位なのかと疑問に思われる方もいると思います。数字のマジックみたいな話ですけれども、47都道府県のこれまでの順位をそれぞれ合計し、年数で割り算をすると埼玉県は3.9位になります。その3.9位が東京都に次いで2番目になるということです。

今回の国体の成績はどうだったのかと言いますと、天皇杯(男女総合成績)は、第1位が東京都、第2位は開催県である愛媛県、それに次いで埼玉県は第3位となりました。皇后杯(女子総合成績)は、東京都、愛媛県、大阪府、愛知県に続いて、埼玉県は第5位でした。人口の多い都府県が上位を占めておりますが、これは選手層の厚さに要因があると言われております。

正に埼玉県は「スポーツ王国」と言っても過言ではありません。スポーツ少年団の登録会員数は日本一ですし、裾野も広い。また、御案内のとおりリオのオリンピック・パラリンピックでも埼玉県ゆかりの選手が数多くメダルを獲得しています。引き続き、2019年のラグビーワールドカップ、あるいは2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおいても埼玉県の存在感をしっかり出していきたいと思います。