人生の節目となる新たな記念日として、誕生から1万日や2万日などの「万日」を祝う動きが広がっているそうです。毎年来る誕生日とは違い、一生に一度という特別感があり、仕事への意欲や家族の絆を深めるきっかけにもなるそうです。

生誕1万日は27歳と4か月だそうです。2万日は54歳と9か月、3万日は82歳と1か月ほど、4万日は109歳6か月あたりとなるそうです。とりあえずは3万日を目指すということになるのでしょうか。
世界保健機関(WHO)によると、2015年の日本人の平均寿命は世界第1位の83.7歳。日数換算で「人生3万日時代」と言われるようになり、「万日」の節目が注目され出したそうです。ただし、女性の平均寿命が世界首位の86.8歳であるのに対し、男性は6位の80.5歳。ということは、男性の場合は3万日達成が若干厳しいようであります。

最近は60代から70代の方がスポーツジムに通う割合が大変高く、スポーツジムの構成メンバーの中で60代以上が最も多いと言われております。考えてみれば、介護予防の重要性の認識が広まったのは、ここ10年ほどのことです。今日の60代、70代の皆さんの運動や食事に対する意識は80代、90代の皆さん達に比べ、かなり高いレベルにあります。男性にとっては、まさしく「目標3万日」というのも悪くないのかもしれません。