4月18日(月曜日)にファースト・レゴ・リーグ世界大会出場チームのメンバーが県庁にお越しになりました。なかなか聞き慣れない競技ですが、ファースト・レゴ・リーグというのは、9歳から16歳の青少年を対象とした世界最大規模の国際的なロボット競技会です。セグウェイの考案者であるディーン・ケーメン氏が設立したアメリカのNPO法人「FIRST」とレゴブロックでお馴染みのLego社が共催しています。

日本国内大会は2004年から開催しています。国内大会は、まず、全国3ブロックで昨年12月に地方大会が行われ、勝ち上がった36チームにより、今年2月、全国大会が東京工業大学で開催されました。この全国大会において埼玉県在住の中高生を中心に構成される「USBチーム」(南浦和)が優勝しました。実はこのチームは5年前にも国内大会で優勝して、アメリカで行われた世界大会では4位になっています。

この「USBチーム」は、株式会社ロボット科学教育が運営するロボット科学教育Crefus(クレファス)南浦和校に通う13歳から16歳のメンバー8人によるチームです。ロボット科学教育の塾があるんです。そして指導者もいるんです。スゴイですね。

組み立てたレゴブロックの中に様々な装置を入れたロボットに作業をさせたり、競技をさせたりするんです。例えば、対象物が黄色、青、赤など何色であるかを識別して、分別するロボットをこの「USBチーム」は作っておりまして、知事室で実演も見せてもらいました。将来、メンバーは工学系に進んで、生産用のロボットをはじめ、様々なロボットを作る分野に進んで活躍するのではないかと期待しております。

前回が世界4位ということですので、今回は是非、世界大会で優勝していただきたいなと思っています。