相田みつをさんの「自分の番 いのちのバトン」という詩を久しぶりに読みました。父と母で2人、父と母の両親で4人、そのまた両親で8人、こうして数えてゆくと十代前で1024人になるそうです。二十代前では何と100万人を越えるそうです。こうして過去無量のいのちのバトンを受けついで、いまここに自分の番を生きている。それがあなたのいのちです。それがわたしのいのちです、と相田みつをさんは書かれています。大変すばらしい詩ですね。

過去無量のいのちのバトンを受け継いだ私たちが、そのいのちを精一杯生きて、そして同じように新しいいのちにつなげていくと、二十代後には100万人にいのちのバトンがつながるということになります。すごいことですね。受け継いだいのちのバトンを大切に生きていかなければならない。そういう自覚が私たちにないところに課題があるようです。何とかいのちのバトンというものをしっかり意識していきたいと思います。