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 今年の埼玉県議会議員の皆さんとの賀詞交歓会で、小鹿野町にお住まいの岩﨑宏(いわさき ひろし)副議長が挨拶の中で秩父神社の三猿を紹介されていました。三猿と言えば、徳川家康を祀(まつ)る日光東照宮の「見ざる、言わざる、聞かざる」の彫刻が有名です。これは古来の庚申(こうしん)信仰にちなみ「悪事を見ない、言わない、聞かない」という教えを猿を用いて表現したそうです。

 実は、秩父神社も日光東照宮と同様に家康と縁が深く、現存する社殿は1592年に家康が寄進したもので、埼玉県の有形文化財に指定されています。秩父神社の社殿にも三匹の猿の彫刻が施されていますが、日光東照宮とは全く違った表情をしています。

 こちらの猿は、「お元気三猿」と呼ばれ、「よく見、よく聞いて、よく話そう」という積極的な姿が表現されています。情報化社会の現代には、むしろよく見て、よく聞いて、よく話をすることの方が私たちにとっても大事なことですので、日光の三猿より、やはり秩父神社の三猿でいこうということになるのではないでしょうか。

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