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メープルシロップというと、国旗にまでカエデの葉が描かれるカナダを思い出す方が多いと思います。でも、ここ埼玉県秩父市では「森を育てて、お菓子を創る」のスローガンのもと、地元の菓子業者が集まり「お菓子な郷(くに)推進協議会」を立ち上げ、カエデをこれまで9,000本以上植樹し、日本初の国産メープルシロップを生産しています。平成24年9月10日のブログでも「カエデ糖を巡る協働」というタイトルでこの取組を御紹介いたしました。

このたび、この活動が農山漁村活性化の優良事例を選定する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(内閣官房、農林水産省主催)事業で683地区の応募があった中、優良27事例の一つに選定されました。さらに全国9ブロックごとの最上位の事業としてトップ9地区にも選定されており、グランプリを狙える評価を得ております。農林水産省では現在、優良27事例に対する応援メッセージを募集しています。10月12日(月曜日)までに寄せられた応援メッセージを参考にしてグランプリや特別賞が決まります。

カナダまで樹液の採取方法やシロップの作り方を学びに行って手探りで始めた取組ですが、秩父カエデ糖は多くの種類のカエデから樹液を採取しているために、カナダ産よりもカルシウムが2倍、カリウムが3倍多く含まれているそうです。このカエデ糖を使用したお菓子は「秩父カエデ糖たると」「すのうぼうる」がモンドセレクションで金賞を受賞しているほか、銀賞や銅賞を受賞しているものも数多く、今や秩父を代表するお菓子に成長しました。また、カエデの葉っぱで風味付けした上品な甘みの「かえでのラムネ」は一本の売り上げにつき10円が森林育成事業に役立てられています。これを製造しているのは地元の元気な高齢者、地元の中小企業、全て秩父の人たちです。

こうした「お菓子な郷推進協議会」の活動に対する応援メッセージを是非お寄せください。さらには秩父カエデ糖のお菓子やラムネを御賞味いただいて、楽しみながら秩父の山を豊かにしていただければと思います。

(参考)

「ディスカバー農山漁村の宝」選定地区決定 応援メッセージの入力ページ

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