行田市の「田んぼアート」がギネス世界記録™に認定されました。9月8日(火曜日)にギネス公式認定員が現地審査を実施し、同日、世界最大の田んぼアートとしてギネス世界記録™に認定され、認定証が工藤正司(くどう まさじ)行田市長に授与されたそうです。

 私もこれまで何度もこの「田んぼアート」を見ております。「古代蓮の里」の隣接地に、年によっていろいろな構図の絵が田んぼの中に描かれます。
 今年は「古代から未来へ夢をつなぐまちぎょうだ」というテーマで、縦が最長180メートル、横165メートル前後の水田に、古代蓮、地球、子供たち、宇宙、はやぶさ2を7種類の稲で描写しています。
 「古代蓮の里」にある古代蓮会館の地上50メートルの展望室からは、この「田んぼアート」を一望でき、その眺めは大変に素晴らしいものです。

 「田んぼアート」は行田の美味しい米や観光地としての行田をPRするため、行田市や地元の農家の皆さんなどで構成する「田んぼアート米づくり体験事業推進協議会」が平成20年から制作していたものです。
 平成25年に初めてギネスの審査を受けましたが、その時は猛暑による生育不良により認定されず、昨年は大雨による生育不良のため申請自体を断念した経緯があります。今年も6月と7月の2度の大雨で稲が水没するなどのアクシデントがありましたが、市職員や農家の皆さんが稲を植え替えるなどして危機を乗り越え、認定に漕ぎ付けたそうです。

 古代蓮会館は10月4日(日曜日)まで入館料が半額(大人200円、小人100円)となり、しかも無休で営業しているそうです。
 「田んぼアート」は10月中旬頃まで楽しめるそうです。是非一度、行田市をお訪ねになり、この世界一の「田んぼアート」をご覧いただきたいと思います。

<「田んぼアート」in行田2015の詳細>