平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックのアルペンスキーで、本県出身の村岡 桃佳(むらおか ももか)選手が冬季パラリンピックにおいて日本選手史上最多となる1大会5つのメダルを獲得しました。

3月10日(土曜日)の滑降での銀メダル獲得を皮切りに、11日(日曜日)のスーパー大回転で銅メダル、13日(火曜日)のスーパー複合で銅メダル、14日(水曜日)の大回転ではついに金メダルを獲得。さらに18日(日曜日)の回転で銀メダルと、連日のように村岡選手の輝かしいニュースが飛び込んできて、そのたびにガッツポーズをしていました。

村岡選手は深谷市出身で、地元の公立小中学校に通い、深谷市内にある正智深谷高等学校を卒業、所沢市内にある早稲田大学スポーツ科学部へと進学され、現在在学中です。埼玉生まれ・埼玉育ちの村岡選手の大活躍は私としてもうれしい限りです。

開会式、閉会式ともに村岡選手が旗手を務めました。そのすがすがしい笑顔で日本はもとより世界にも日本のパラリンピアンの勇姿を存分にアピールできたと思います。

平昌冬季オリンピック・パラリンピックの日本勢の活躍は、2年後の東京2020オリンピック・パラリンピックに向けての大きな励みとなります。

選手たちの夢を追い続ける力、最後まであきらめない姿は、多くの人たちの心を揺さぶったことでしょう。

村岡選手はソルトレイクシティからソチまでの4大会のパラリンピックで活躍した森井 大輝(もりい たいき)選手に憧れて競技スキーの世界に入ったそうです。今度は子供たちが村岡選手を目標にオリンピック・パラリンピックを目指すことと思います。

埼玉県出身のスポーツ選手が世界へと羽ばたく姿を2年後の東京大会でも見られることを大いに期待しています。