12月10日(日曜日)から13日(水曜日)まで、アラブ首長国連邦(UAE)で「ドバイ2017アジアユースパラ競技大会」が開催されました。この大会は、2020年の東京パラリンピックを目指す有望な若手選手が参加する大会です。日本から86人の選手が派遣されましたが、そのうち埼玉県ゆかりの選手がなんと9人もおられました。

大会前の11月30日(木曜日)に、選手の皆さんが埼玉県障害者スポーツ協会の塩浦 綾子(しおうら あやこ)会長とともに県庁にお越しになりました。水泳の小池 さくら(こいけ さくら)選手の「東京パラリンピックに向けて若い世代が引っ張らないといけない」という力強い言葉をはじめ、皆さんから大会に懸ける熱い意気込みを伺うことができました。私からは、「皆さんが大会に出場することを誇りに思います」と激励させていただいたところです。

さて、競技の結果ですが、小池 さくら選手が、100メートル平泳ぎで自身の日本記録を3秒以上更新するすばらしいタイムで優勝するなど、1人で5つのメダルを獲得されました。また、卓球の櫨山 七菜子(はぜやま ななこ)選手はシングルスでリオデジャネイロパラリンピックの銅メダリストに勝ち、銅メダルを獲得されました。さらに、陸上競技の走り幅跳びでは小久保 寛太(こくぼ かんた)選手が自身初の国際大会出場にも関わらず自己新記録で優勝するなど、皆さん大変な活躍をされました。

今回出場した選手は、今後も更なる成長が見込める方ばかりです。3年後の東京パラリンピックでも、多くの本県選手が活躍できるよう、引き続き県を挙げて応援していきましょう。