11月2日(木曜日)、2年後に迫った「ラグビーワールドカップ2019™」の対戦カードが決まりました。
ラグビーワールドカップは2019年9月20日(金曜日)から11月2日(土曜日)までの間、国内の12の都市を会場に開催されます。埼玉県の熊谷ラグビー場もその一つで、ラグビー専用の競技場は「西の花園」と「東の熊谷」と呼ばれる2つだけです。

熊谷ラグビー場では、9月24日(火曜日)に「ヨーロッパ地区代表 対 ヨーロッパ・オセアニアのプレーオフ勝者」、9月29日(日曜日)に「ジョージア 対 アメリカ地区の第2代表」、10月9日(水曜日)に「アルゼンチン 対 アメリカ」の3試合が行われることになりました。会場によっては2試合のところもある中、熊谷で3試合も行うことになったのは、ラグビー専用競技場としての魅力を高く評価してもらえたためではないか、と私はひそかに思っています。

熊谷にやってくるチームはいずれも名だたる強豪で、どのカードも見応えのある対戦です。
アルゼンチンは、前々回大会では優勝したニュージーランドに惜敗してベスト8、前回大会ではアイルランドに勝利して4位となった世界の強豪です。「アルゼンチン 対 アメリカ」は「死のグループ」と呼ばれる大激戦区の中で、絶対に負けられない熱い戦いとなるはずです。
以前、グルジアと呼んでいたジョージアは前回のイングランド大会ではあと一歩のところで決勝トーナメント進出を逃しました。ジョージアにとって初戦となる熊谷ではその雪辱に燃えているはずです。
また、予選中のためチームは決まっていませんが「ヨーロッパ地区代表 対 ヨーロッパ・オセアニアプレーオフ勝者」は、ワールドカップ常連の強豪、ルーマニアやサモアが有力とのうわさもあります。日本と同じプールAの国々の戦いは、その後の日本戦の行方を占う意味でも大注目です。

対戦カードの発表と同時にチケットの価格も明らかになりました。ワールドカップというと4万円、5万円という声も聞きますが、熊谷では最高で1万5千円、最も安いところは2019年にちなんだ2,019円、子供は1,000円と大変お求めやすくなっています。日本のトップリーグとほぼ同じ価格で世界一を目指した熱戦を間近で観戦することができます。なお、チケットの販売は2018年1月からになります。

熊谷ラグビー場は現在ラグビーワールドカップ2019™に向けて改修工事を進めています。来年8月末には、客席とピッチの距離が近く、臨場感あふれる2万4千人収容のスタジアムに生まれ変わります。
ワールドカップの2019年には、是非とも世界最高峰のラグビーを熊谷ラグビー場で観戦してください。