本日から5日(火曜日)まで、ブラジルのサンパウロに行ってまいります。ブラジルの埼玉県人会から御招待いただいた「埼玉県人移住100周年・在伯埼玉県人会創立60周年記念式典」に出席するものです。

同県人会には創立50周年の際にもお誘いをいただきましたが、公務の都合で訪問できませんでした。今回は創立60周年に加え、埼玉県人移住100周年という節目の年にも当たるため、1泊5日という強行日程で訪問することにしました。

本県から移住され、多くの御苦労をされながらブラジルの発展に寄与された方々に敬意を表し、節目の年を共にお祝いしてまいります。

ブラジルは、GDPが世界で第9位、人口と国土の広さは世界第5位の南米最大の国です。190万人とも言われる日系人の方々の御尽力もあって、日本とブラジルはとても友好的な関係を築いています。

また、サッカーやコーヒー、サンバカーニバルなどが有名なブラジルは、日本人にとって距離の遠さを感じさせない、とても親しみを感じられる国であります。

本県との関係では、今年6月に、県と新座市、立教学院で、東京2020オリンピック競技大会の事前トレーニングキャンプに関する覚書を、ブラジルオリンピック委員会と締結しました。

2020年のオリンピックの際には、陸上やボクシングなど10競技約120人の選手が、県内で事前トレーニングキャンプを行う予定になっています。本県とブラジルの関係をますます深める絶好の機会になります。

今回の訪問を機に、現地で多くの方とお会いし、御意見をお聞きしながら、今後本県とブラジルでどのような交流が可能かを考えていきたいと思います。

なお、片道30時間もかかる1泊5日の強行日程のうえ、滞在中もスケジュールがぎっしり詰まっているため、訪問中のブログはお休みとさせていただきます。