花咲徳栄高校、第99回全国高等学校野球選手権大会、優勝おめでとうございます。埼玉県勢初の快挙です。「ついにやってくれた!」こんな思いを埼玉県民は心から感じていると思います。今回の優勝は、感動と感謝を覚えるところです。甲子園球史に残る試合運びだったのではないかと思います。

正に、強力な打線で全て圧勝で勝ち抜いたところにすごさがあるだけでなく、背番号1のエースナンバーをつけたピッチャーが二番手に出てくるという継投パターンも初めてのことではないかと思います。明日なき戦いが故に、これまでは、エースピッチャーを使えるところまで使うということが定石にもかかわらず、花咲徳栄は強力打線がバックアップすることを前提に、先発が踏ん張るところまで踏ん張り、そしてエースピッチャーがある意味では抑えに入るというこのパターンは、球史に残るパターンではないかと思います。ひょっとしたら高校野球の姿を変えることになったのかもしれません。

いずれにしても感謝に堪えません。730万県民を代表して、チームの皆さん、そして選手を支えてくださっている御家族や学校・地域の皆さんに、心から感謝を申し上げます。本当に、ありがとうございました。