九州や東北では記録的な大雨により大変な被害が出ています。一日も早く普段の生活が戻ることを祈りたいと思います。
しかし、埼玉県に関しては、いつの間にか梅雨が明けてしまったようです。関東では梅雨らしい長雨が少なかったせいか、大々的な梅雨明け宣言がなかったような気がします。気付いたら夏になっていたという感じです。

梅雨の後半はほとんど雨が降らず、毎日のように「曇りのち雨」などの予想を覆して晴れるという日々になりました。
「念のために」と洗濯物を外に干さずに家の中につるしてきた方々にとっては、「なんだ」というような日々だったかもしれません。
天気予報がよく当たるようになったと言われていますが、まだまだ予報は難しいような気がします。

あまり雨が降らなかったためにピンチなのが「水がめ」です。埼玉県の水は利根川水系と荒川水系に頼っていますが、荒川水系の4つのダムの貯水量が6割を切りピンチになりました。7月21日(金曜日)からは取水制限を20パーセントに強化し、実施しています。このまま降雨の少ない日が続くと30パーセントの取水制限になるかもしれません。

一人一人の努力は大したことがないように考えがちですが、歯磨きの際に水を流しっ放しにしないだけでも約6リットルの水を節約できます。730万人の県民全体で計算すると大変な量の節水になります。是非とも皆様に節水の御協力をお願いしたいと思います。