日本生命保険相互会社によって設立された助成財団であります「(公財)日本生命財団(ニッセイ財団)」がすばらしい取組を続けられています。
毎年、青少年の健全育成活動に頑張っているボーイスカウトなどにテントなどを助成したり、あるいはまた、有意義な活動を行っている場合、例えば、介護予防活動や高齢者のための健康講座の開催、青年の自立支援活動などといった活動をしているシニアの団体に顕彰金を贈っておられます。
埼玉県からもニッセイ財団にそうした団体を推薦しておりますが、昭和54年から30年以上に渡ってこのような活動を続けられていることは、大変すごいことだと思います。

今年も6月5日(月曜日)に青少年の健全育成活動をしている8団体、地域活動をしているシニアの6団体に助成の目録が贈呈されました。
昭和54年からこれまでに助成・顕彰を受けられた県内の団体の数が、延べ438団体、金額は約2億7,000万円に上っております。

善意の社会活動を行っているところに、更に善意の資金が贈呈されるという、文字通り「社会の良い循環」になっており、とても意義のあることだと思います。
また、助成をした会社も社会から評価を受けて良いお客様を得る。ゆえに、利益を出した会社は社会に貢献する。これもまた正に良い循環だと思います。
助成・顕彰を受けた438団体は、必ずやこのニッセイ財団の社会貢献活動を高く評価をしていると思います。これからもますます財団の活動に期待するところです。