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「健康のためなら死んでもいい」という過激な言葉に代表されるように、シニアの皆さんの健康への関心が高まっています。シニアだけではありません。若い人たちも健康志向が強いようです。
健康に良いとされる食品、飲料水、サプリメントなどが次々と発売されていることに、関心の高さが表れています。広告もすごいですね。

埼玉県では平成24年度から健康長寿埼玉プロジェクトを実施しています。先行モデル市における検証で、身体状況の改善や医療費の抑制効果が確認された取組を「健康長寿埼玉モデル」として構築し、全県への展開を進めています。
この4月からは、「埼玉県コバトン健康マイレージ」をスタートしました。参加者は、専用歩数計を市町村などに設置された専用端末にかざすことによって歩数に応じたポイントを貯め、賞品が当たる抽選に参加することができます。スマートフォンをお持ちの方は、専用アプリで歩数を送信することで、専用端末設置場所まで行くことなく参加できます。当選者には、お米や野菜、果物などの県産農産物や、スポンサー企業の提供による賞品がプレゼントされる制度となっています。
運動をやればやるほどマイレージが貯まり、それによって得もするという仕組みです。

大変申し込みが多く、わずか一か月で4,865人の方が登録されました。一年間で3万人の登録を目標として実施しましたが、この調子だとはるかにオーバーしそうな勢いです。

ところで、平成27年の日本人の「平均寿命」は、男性が80.75歳、女性が86.99歳です。一方、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間である「健康寿命」は、平成25年当時で、男性が71.19歳、女性が74.21歳でした。平均寿命と健康寿命との差は、「健康ではない期間」ということですので、「平均寿命イコール健康寿命」になれば、それに越したことはないわけです。

もう一つ、知っていただきたいことがあります。70歳を過ぎてからの「平均余命」です。平成27年調査における70歳の方の平均余命は、男性が約16年、女性が約20年でした。70歳まで無事に生きられた方の余命は、平均寿命よりも男性は6歳長く、女性は3歳長くなり、男女の差が縮まります。いかに男性が70歳までに脱落しているかの証拠です。

70歳前の皆さんは、まず70歳を突破すること、さらに健康寿命を延ばすことなどを心がけることが、世のため、人のため、自分のためになると思います。

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