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三芳町が中心となって川越市、所沢市、ふじみ野市、JAいるま野と共同で農林水産省に提出していた「武蔵野の落ち葉堆肥(たいひ)農法」の「世界農業遺産」への認定申請は残念ながら認められませんでしたが、「日本農業遺産」に認定されました。

この地域の「三富新田」(さんとめしんでん)と言われているところは江戸幕府5代将軍徳川綱吉(とくがわ つなよし)に重用された当時の川越城主、柳沢吉保(やなぎさわ よしやす)によって開発されたと言われています。

ここで行われている「落ち葉堆肥農法」は、木を植えて平地林として育て、落ち葉を堆肥にして土壌改良を行う、まさしく日本を代表する伝統的な農法です。都市近郊農業にあって生態系機能と土地の景観、そして全体として文化などが優れているという評価を一般的に受けていました。

農業遺産の登録に係る専門家会議からも同様の評価をいただき、さらにボランティア等の大勢の方々が農法の継承や景観の保全などに参加していることも評価されました。

今回は、この三富新田を中心とする武蔵野地域という枠組みで「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が宮城県大崎地域、山梨県峡東(きょうとう)地域、静岡県わさび栽培地域、新潟県中越地域、三重県鳥羽・志摩地域、三重県尾鷲市・紀北町、徳島県にし阿波地域の7地域と同時に「日本農業遺産」に認定されました。

この日本農業遺産への認定も大変なことです。極めて優れた伝統的な農法であるということが国においてもしっかりと認められたと考えていいのではないかと思います。まずはおめでとうございます。

今回の認定を機会に「武蔵野の落ち葉堆肥農法」が改めて全国に知れ渡るよう、関係者の皆様にも頑張っていただきたいし、埼玉県も後押ししたいと思います。

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