去る2月13日(月曜日)に、北川辺とまと研究会の石島大士(いしじま ひろし)会長が、ほくさい農業協同組合の坂本富雄(さかもと とみお)組合長、柿沼トミ子(かきぬま とみこ)県議会議員とともに近況報告にお見えになりました。

北川辺とまと研究会は、昭和41年に旧北川辺町で施設園芸に取り組む生産者13名で発足しました。現在、会員数は24名で、大変熱心にトマト作りを行っておられます。

私も平成20年に訪問させていただきました。共同で肥料を購入したり、選果場(野菜や果物を大きさ、形、色で仕分けし、箱詰めするところ)を造ったり、様々な作業を協力して行いながら、「木甘坊(きかんぼう)」というブランドで出荷されていることが印象に残っています。

その際、「皆さんには、1,000万円プレーヤーを目指していただきたい。」と申し上げましたら、それから3年後ぐらいに、「各メンバー1,000万円プレーヤーになりました。」という報告にお見えになりました。「次は1,500万円ですね。」と申し上げたところ、今回、更に農林水産省の補助事業でトマト選果機を導入し、経営をバージョンアップされた様子であります。

研究会全体の平成28年産の販売金額は6億円を越えているそうです。質の良いトマト作りにこだわり、埼玉県内はもちろん、東京、青森の各市場にも売り出しておられます。正に、「稼ぐ農業」、「儲かる農業」を実践しておられることをとても頼もしく思います。

「埼玉県の北川辺とまと研究会」が「長野県の川上村のレタス農家」と並ぶ両横綱と称されるようになれば、大変うれしいなと思っております。これからも、北川辺とまと研究会の皆さん頑張ってください。