埼玉県に関わりの深い方で、スポーツにおいて特別の功績のあった方を表彰する「彩の国スポーツ功労賞」というものがあります。11月30日(水曜日)に知事公館でリオデジャネイロオリンピック・パラリンピックで功績を挙げられた選手への贈呈式を行いました。

オリンピック男子体操競技の最高峰として個人総合金メダル・団体金メダルを取られた内村航平(うちむら こうへい)選手、団体金メダルの山室光史(やまむろ こうじ)選手、同じく田中佑典(たなか ゆうすけ)選手、同じく加藤凌平(かとう りょうへい)選手の4名の皆さんは、草加市にあるコナミスポーツクラブを練習拠点としてオリンピックに出場されました。(内村選手は11月30日にコナミスポーツクラブを退社、12月1日からはプロとして活動されています。)4人とも、現在、埼玉県在住でありますし、山室選手は小学生の時にさいたま市の練習場まで茨城県から通われていたそうです。

坂井聖人(さかい まさと)選手は、オリンピック男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得されました。現在、埼玉県在住であります。それから桐生祥秀(きりゅう よしひで)選手は、オリンピック陸上男子4×100メートルリレーで銀メダルを獲得されました。現在、鶴ヶ島市にある東洋大学に在学中で埼玉県在住です。

また、パラリンピックでは、ウィルチェアーラグビーで銅メダルを取られた岸光太郎(きし こうたろう)選手は、さいたま市出身で現在も県内に住んでおられます。同じく銅メダリストの島川慎一(しまかわ しんいち)選手は、熊本県出身ですが現在は埼玉県在住で頑張っておられます。

ほかにも、既に「彩の国スポーツ功労賞」を贈呈させていただいたウエイトリフティングの三宅宏実(みやけ ひろみ)選手や、競泳の星奈津美(ほし なつみ)選手などもおられます。

2016年が終わろうとしているこの時期に、こうして表彰をする機会をいただきました。キリッとした選手の皆さんたちの緊張感というものが知事公館内に漂いました。これからますます大活躍をされる皆さんたちだということを再確認させられました。